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アロマテラピーの作用

五感の中で唯一直接脳に働きかけるのものは、【嗅覚】です。

匂いの分子を嗅覚が感じ取ると、本能や感情、記憶等をつかさどる【大脳辺緑系】や、自律神経の調節を行う【視床下部】にその情報が伝えられ、睡眠やホルモンの分泌、免疫機能等のバランスが整えられるのです。

そしてアロマテラピーには、

①心に対する働き ②体に対する働き ③皮膚に対する働き​ という3つの作用があり、心と体に同時に働きかけます。

​精油の持つ美肌効果も期待できます。

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嗅覚
心に対する働き

精油を嗅ぐと、エンドルフィン、セロトニン、アドレナリン等が分泌されると言われています。

​これらは、多幸感や情動の安定、心を鼓舞・活気付ける、鎮静等の効果をもたらす脳内の神経伝達物質(脳内モルヒネ)です。香りによって刺激される大脳辺縁系、視床下部、下垂体といった脳の部分は情動、記憶、本能行動、食欲、性欲、睡眠欲、自律神経系や内分泌系の働きをコントロールしています。これらは心の影響を受けやすく、感情が安定していると円滑に働き、病気にもなりにくいことがわかっています。

体に対する働き

精油成分には、免疫系を強化して体がウィルスや細菌と戦う力を高める、血液やリンパ液の流れを促す、腎臓や肝臓、胃等の体の各器官を刺激して働きを向上させる等の効果が知られています。トリートメントそのものにも同様の効果と筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減する効果があります。

皮膚に対する働き

精油成分には肌の調子を整え、スキンケアに役立つものが多数あります。殺菌効果もあるため、ニキビや傷のケアにも使えます。好きな香りで心地よさを感じ、リラックスすると、血管が拡張し、新陳代謝の活性化にも繋がります。

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